dashなblog

※鉄腕DASHとは無関係です。

大腸内視鏡検査

 人間ドックで便潜血の数値が高く要精密検査と言われたため、近所の医院で大腸内視鏡検査を受けてきた。

実は大腸内視鏡検査は人生で2回目だ。

前回はおよそ20年前。就職して2ヶ月間の新人研修が東京であったのだが、慣れない環境でストレスが溜まったのか連休で一度帰省したタイミングで強烈な腹痛に襲われ緊急入院した。その時は確か腸閉塞ではないかということでカメラを入れることになったと記憶している。

20年ぶりの大腸内視鏡検査は、前回に比べてかなり簡単だった。これが時代が進んだからなのか、状況が全然違うからなのかはよくわからない。

そもそも前回は1ヶ月近く入院し、最初の3週間は点滴のみの絶飲食ののち下剤を飲んで腸をきれいにしたあとようやくカメラを入れた。 さらには検査後も3週間に渡る絶飲食で胃腸が弱っているため重湯から徐々に普通食に戻していくのに10日間ほどかかった。

それに比べて今回は検査の1週間前から便を出やすくする薬を飲みながら消化の良い食事を心がけ(特に検査前日の食事は具のないパンのみ)、当日大量の下剤を飲んで腸をきれいにした。 もちろん入院などせず、普通に会社に出社しながらである。 そして検査後、最初の食事はやや控えめに。それだけだ。

面倒だったのは仕事中に摂る昼食だ。指定された消化の悪いものを避けようとすると外食はかなり難しい。せいぜい素うどんくらいだ。結局自宅からパンを持参するかコンビニで買うかで済ませた。

当日の下剤も大変だ。1〜1.5リットル飲んで排泄物に固形物がない状態にしないといけないのだが、下剤なんてそう大量に飲めるものではない。いちおう飲みやすいようにちょっとした味がついているのだが、ずっと同じ味が続くとだんだん気分が悪くなってくるのだ。

肝心の検査自体は、あっさり終わった。というか、鎮静剤のせいか検査が始まるところから検査後しばらくして気がつくまでずっと眠っていたので検査があったことさえわからなかった。 前回は腹のなかをカメラが動いていく感覚は感じるくらいには意識はあったのだが。

検査後、しばらく休んでから検査結果を聞いた。 無事、何の問題もなしだった。ありがたいことだ。

歳をとってくるとだんだん不具合が起こるようになってきて、こうした検査をする機会も増えてくるだろう。

せいぜい気をつけて生活をしていきたい。